1981年、ドイツの音楽グループ「クラフトワーク」は、電卓を使って演奏する曲をリリースしました。曲のタイトルは "Pocket Calculator"。日本語版のタイトルは ”Dentaku" です。
当時の日本製電卓は、進化の絶頂期にあり、ボタンごとに音階が割り当てられていて、音楽を演奏できる機能を持つ電卓は珍しくありませんでした。
昔を思い出しつつ、味気ない計算の仕事を少しでも楽しくするために、私はこのアプリを作りました。
このアプリは、実用的な電卓として使えるだけでなく、操作時の反応を楽しめるように設計されています。
特徴:
• 各々のボタン、ボタンとボタンの間に音階が割り当てられており、操作すると音が出ます。音色は200種類から選択できます。
• 音階の位置は「音階を表示する」オプションで確認できます。
C C# D D# E F F# G G# A A# B...
• お好みの背景色を選ぶことができます。ボタンをたたくと背景色が微妙に変化します。たとえば、ボタンを連打すると、青い背景は赤く変化し熱くなったように見えます。たたくのをやめると青色にもどります。
• 「自動モード」をオンにすると、背景色と音色が自動的にランダムに切り替わります。
• 気に入った音色と背景色の組み合わせに名前を付けて「マイテーマ」に保存できます。
• 基本的な計算機能は、概ねiOSの電卓アプリと同じ仕様になっていますが、異なる部分もあります。
• 初期状態では、乗除算を優先するモードになっています。このモードをオフにすると日本の一般的電卓 (関数電卓を除く) と同じ動作になります。
• オプションで選べるRPN (逆ポーランド記法) モードは、スタック数固定の古典的仕様です。HP社の4レベルRPNと同じ仕様ですが、スタックの数は4〜8の間で選ぶことができます。
• 各国の数値書式に対応しています。